内向型のワタシが6ヶ月仕事をして感じた6つのコト。
こんにちは、ええもん。です。
今回初めてブログを書きます。
どんなことを書こうか考えたのですが、「内向型」と「仕事」というテーマにしようと思います。
内向型の人は、人間関係や職場環境に悩むことが多いのではないでしょうか。
(私もその一人です)
仕事が合う合わないは、人間関係や職場環境で決まると強く感じています。
そこで、仕事選びに悩む方の参考になれればと思い、感じたことを書いていこうと思います。
そうです。私は内向型な人です。
タイトルの通り、私は内向型な人です。
- 毎日、1人の時間(内省)が必要
- 大勢の人がいる環境に長時間いると、疲労感を強く感じる
- 音に敏感(特にモーター音に反応してしまう)
などなど、本やネットなどで内向型として紹介されている特徴や傾向が、結構あてはまってます。
社交的に振る舞うことが良しとされる社会に、生きづらさを感じてきました。
どんな仕事をしているか
2月から塾の運営の仕事をしています。
(一応新卒入社になります)
大学受験の合格を目指す生徒の、受験勉強をサポートしています。
塾で働いているというと、生徒に授業をすることが仕事と思われがちなんですが、
- 問い合わせ(電話、対面)の対応
- チラシ配布、Webでの広報
- 生徒やアルバイト講師の管理
が主な仕事で、授業をしているわけではありません。
チラシ配布や問い合わせの対応といった、営業(集客)、生徒や講師のマネジメントで、日々多くの人と接しています。
この仕事を初めて、6ヶ月経ちます。
半年近く仕事をしてきた中で感じたことを、「内向型」と「仕事」というテーマで6つ書いていこうと思います。
仕事をして感じた6つのこと
①予定外のコトに動揺する
私は、予定外の事態にすごく動揺します。
(人から落ち着いた印象を抱かれやすいのですが、内心はテンパってます。。。)
これは内向型の特徴として、一つの情報に対する処理が深い(集中すると没頭しやすい)ことが関係していると思います。
目の前のタスクに集中している中で、予定外のことが起こると事態の整理に時間がかかります。
(眠りが深い状態で無理やり起こされた時に、寝ぼけて起動に時間がかかる感覚)
ここからは、私の仕事と絡めて話をしていきます。
塾なので、高校生や中学生(とその保護者)がお客様になります。
これは私個人の印象かもしれませんが、高校生だと事前にアポと取っておく感覚がないためか、アポなしで飛び込みで話を聞きにくる生徒さんも多かったりします。
取り掛かっていたタスクを中断して飛び込みで来た生徒さんの対応に当たらなければなりません。
この瞬間が、ものすごくテンパります。。。笑
気持ちの切り替えに時間がかかってしまい、アタフタしてします。
(内心は、事前にアポとってよ!とか思ったり。。。)
ということで、一人の内向型の人間として予定外の事態に動揺しやすいんだなぁと仕事をしてみて強く感じました。
そういう意味では、ビジネスマナーが身についている人との仕事(BtoB)があっていたりするのかなと感じています。
②電話対応に疲れる
正直言うと、1番苦手なタスクです。
(対応後の疲労感が半端ないです。。。)
電話対応も予定外の事態の一つだと思いますが、分けて書く事にしました。
なぜ1番苦手なタスクかというと、3つ理由があります。
1つ目の理由は、電話は即時対応が求められるからです。
電話は、即時対応が求められるので。別のタスクを一旦中断しなければなりません。
そして対応後に再びタスクに取り掛かろうとしても、すぐには集中できません。
私はこの電話対応時の集中力が遮断される感覚が、すごく嫌いです。
6ヶ月電話対応を経験していますが、慣れないです。。。
2つ目の理由は、電話の呼び出し音にビックリして気疲れするからです。
内向型の特徴としても挙げましたが、私は音に敏感です。
人のくしゃみなど不意に大きな音が鳴ると、すごくビックリします。
その不意に大きな音の一つが、電話の呼び出し音です。
音にビックリして、心臓がキュッと締まる感じがけっこうしんどいです。
3つ目の理由は、言葉のやりとりしかないため、言葉選びに慎重になるからです。
内向型の人は対話において、声や言葉だけでなく、表情や態度から情報を受け取って、深く洞察する人が多いと思います。
しかし、 電話対応は相手の表情を確認することができません。
そのため声や言葉だけで、相手の様子を推測しながら対応しなければなりません。
相手を不快にさせないために言葉選びにより一層慎重になります。
口下手な私にとって、声や言葉だけでの対話は苦手です。
脳が一生懸命言葉を探している感覚があり、対応後の疲労感がなかなかあります。
以上が電話対応が1番苦手なタスクな理由でした。
(共感していただけたら嬉しいです。。。)
私自身の感覚も交えての話でしたが、内向型の人(口下手の人)は電話対応の少ない職種のほうが生産的に仕事に取り組めると思います。
もしくは、職場の人に電話対応時に感じる感覚を打ち明けて、極力他の人に対応してもらうとかですね。
心地よく働くためにも、自身の感じる感覚に正直でありたいですね。
③話のきっかけを作ることが苦手
私も含めて内向型の人は、慎重な気質の人が多いのではないかと思います。
会話においても、私は自分のことを自分から話すことにすごく慎重です。
なので、会話のきっかけを作る際は、相手への質問から会話の糸口を探っていきます。
このスタイルだと、相手がよくしゃべる人には相性が良いですのですが、自分のことを話すことが苦手な人には、うまくハマりません。。。
私の仕事は、接客業でもあるので、よくしゃべる人(お客さま)とだけ関わるということもできません。
色々なタイプの人とうまくコミュニケーションを取ることが求められます。
しかし、どんな人ともうまくコミュニケーションをとるには、相手への関心を示すだけでなく、こちらへの関心を惹きつけることが大切だと思います。
私への関心を惹きつけるために、自分のことを自分から話すことはかなり苦に感じます。
何年もそんな自分を変えようとしてみましたが、こればかりはもう無理なんだなと思ってます。
ということで、営業などの対外的なコミュニケーションが多い仕事は内向型の人には向いていないなと感じました。
④視線を感じると集中できない
これはすごく個人的な感覚かもしれないです。
今の職場は、デスクにしきりが全くないので常に視界に誰かがいるという環境です。
私と話をしている人以外に周りに人がいると、見られている・聞かれているように思って、目の前の相手に集中できないなぁと感じています。
どうも集中して業務に取り組むということがしづらい環境だなと感じます。
人を視界に入れずに済む環境が良いなあと、今の仕事を通して感じています。
多分会社員であればデスク間でしきりがあるかと思うので、そういう環境がちょっと羨ましかったりします。
⑤騒がしい環境では集中できない
④でも書きましたが今の職場は、しきりが全くなく常に視界に誰かがいる環境です。
その上、周囲の話し声もすごく聞こえてきやすいです。
そういう環境で働く中で感じることが、周りの人の声が騒がしいと業務に集中できないということです。
一人で静かに作業することが好きな私にとって、騒がしい環境で集中力を存分に発揮することは難しいです。
周囲の声が、まるで油よごれのように体にこびりついて、体力を奪っていく感覚というか...消耗している感覚があります。
半年働いてきた中で、騒がしい環境の影響で仕事が捗らない...とモヤモヤする日がすごく多かったです。
ということで、内向型の人に適した職場は静かな職場だと思います。
もしくは、リモートワークが許可されているなど、一人で作業できる職場も良いと思います。
⑥週5日の勤務はキツい
内向型の人は、内省の時間(一人の時間)が欲しいと感じることが多いのではないでしょうか。
私もその一人です。一人になってこれまでを振り返る時間が必要です。
しかし、週5日の勤務だと内省の時間をとる余裕もなく時間が過ぎていく...と感じています。
休みの日が2日あっても、仕事のストレスを紛らわすために、寝て1日が終わる...ことがすごく多いです。
もちろん仕事にやりがいを感じていて、充実したワークライフであればそのようなことはないと思います。
しかし、仕事にやりがいを感じていない場合やどこかで無理をしている場合、心は何らかの方法で必死に紛らわせようとします。
私の場合はそれが、寝ることです。
寝て1日が終わると、せっかくの休日を無駄にしてしまったと後悔して、自己否定に走ってしまいます。
そんな状況に危機感を感じたので、私は現在週4日で勤務しています。
幸い、上司が内向型に理解を示してくれる方で、週4日の勤務を許可して頂きました。
もし、私と同じように週5日では内省の時間をとれずバランスが取れていないなぁと感じる人は、会社を辞める辞めないの前に一度考えてみてほしいことがあります。
今の会社で「どういうワークスタイルであればバランスを崩すことなく働けるか」ということです。
週何日の勤務が良いとか、1日のこの時間は一人で作業をしたいとか色々なワークスタイルがあると思います。
自分自分のワークスタイルを考えてみてほしいです。
そして、とても勇気がいることですが、上司や職場の人に相談してみましょう。
あなたが思っていたより、今の職場が働きやすくなるかもしれません。
何より、あなたの感覚を上司や職場の人が理解してくれるきっかけとなります。
最後に
いかがでしたでしょうか。
主観まじりに「内向型」と「仕事」について書いてみました。
この記事を書いていて、改めて内向型として、仕事は環境選び・ワークスタイルを明確にすることが 大切だと強く感じました。
外向型・内向型はよく「たんぽぽ」と「ラン」の花に例えられます。
コンクリートの片隅など、どこでも力強く花を咲かすことができる「たんぽぽ」。
方や、環境が適していなければすぐに枯れてしまう「ラン」。
どんな環境でも力を発揮できる外向型を「たんぽぽ」、環境が合っていないと本来の力を発揮しにくい内向型を「ラン」で表現しています。
このように書くと「たんぽぽ」のほうが魅力的に見えますよね。
ですが、「ラン」は適した環境では美しい花を咲かせます。
その美しさは「たんぽぽ」を凌ぐほどです。
内向型も環境次第で、自身のスキルを存分に発揮できるのだと思います。
言い換えると、「内向型はいかに適した環境に自分自身を置くことができるか」です。
一人の内向型人間として仕事を通して感じた環境選びのポイントをまとめてみました。
微力でも、内向型に悩む方の力になればと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました^^