やっぱり生き辛いなぁ。。。新卒9ヶ月で退職して感じた『内向型』、『仕事』
私は、初めて正社員として勤めた仕事を10月末で辞めました。
9ヶ月でした。
短いと感じる方もいるかもしれません。
「とりあえず3年」という考えもあるかと思いますし。
ですが9ヶ月の間、私なりに仕事と真剣に向き合っての決断でした。
この記事では『内向型』『仕事』をテーマに仕事の経験を通して感じたことをお話していこうと思います。
なかなかの長文になったので、興味のある所に絞ってもらうと良いのかなと思います。
もちろん全部読んで頂けると嬉しいのですが。。。
少しでも、仕事で悩む方のヒントになればと思っています。
1.どんな仕事をしていたか
大学受験を主とした学習塾の運営に携わっていました。
担当していた主な業務は、
- 対面や電話での問い合わせ対応
- 塾生の進捗やモチベーションの確認
- 保護者の対応
- 大学生講師のマネジメント
- 経理や事務
などです。
塾生や講師とのコミュニケーションの時間が1日の大半を占めていました。
勤務は、始業が13時で終業が22時でした。
残業も含めると終わりが23時や日をまたぐことが多かったです。
どうしても夜型のサイクルになります。
(これがけっこうしんどかった。。。)
夜型サイクルを嘆くツイートがこちら。
夜飯を食べる時間なく
— ええもん。 (@a_mon94) 2018年6月14日
仕事終わりにラーメン屋に
通うようになって数週間。
とうとう店主に、
「いつもの半チャンラーメン?」
と、顔といつものやつを
覚えてもらえました。
「いつもの」
で伝わるって
嬉しいことなのかと
思ってましたが、
少し悲しかったです。
働いていた環境もお伝えします。
人数は社員が私を含めて2人、大学生講師が20人、塾生が70人近くでした。
ビルの2フロアで1フロアが自習室、もう1フロアが個別指導や社員のワークスペースになります。
社員がいるフロアは、個別指導の机がほとんどのスペースを占めていました。
学校の教室より少し狭いくらいの広さで、15席ほどの個別指導の机がしきりなく並べられているような感じです。
学校が終わる17時頃から塾生が一気に押し寄せてきます。
18~22時の夜の時間帯が1日のピークです。
デスクのすぐ近くで、15席ほどの机が常に埋まった状態で入れ替わり立ち代り、生徒の個別指導が行われているような環境でした。
活気のある(...にぎやかな...騒がしい)環境でした。
2.どうして塾を選んだか
そもそもなぜ塾の仕事を選んだかについても少し触れておこうと思います。
『人と深く関わる仕事がしたい』
『自分の資質が活かせるのではないか』
という2つの理由から塾の仕事を選びました。
人と深く関わる仕事をしたい
塾の仕事に就く前、半年ほどITベンチャーでインターンをしていました。
BtoB向けにサービスを提供していた会社で、主にカスタマーサポート担当でした。
自社サービスで、クライアントのニーズが実現可能かどうか検証を行う業務です。
クライアントのニーズを満たして喜んでもらえた時が一番嬉しい瞬間でした。
人の役に立てたときの充実感は格別です。
人の笑顔を見ることが大好きなんだと思います。。。
ですが、BtoBは企業が抱える課題を解決するために存在します。
目の前の担当者の方に喜んでもらえたとしても、その奥に企業というなにか無機質な存在があることを意識するようになり、閉塞感を感じました。
おそろく私は企業とか社会とか漠然としたものには関心がないんだと思います。
そんな感覚抱くうちに、関わった人(お客様)自身の人生に深く関わるような仕事がしてみたいと感じるようになりました。
自分の資質(強み)を活かしたい
去年の夏ごろにストレングスファインダーという自己分析ツールを知りました。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
- 作者: トム・ラス,古屋博子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2017/04/13
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診断テストによって、独自に定義されている34個の資質のうち、上位5つの資質(強み)を教えてくれます。
テストした結果『個別化』と『成長促進』が含まれていました。
(他は『責任感』『慎重さ』『調和性』だったと思います。)
2つの資質を簡単に説明すると、
『個別化』
人を一般化せず、一人一人のユニークな個性に着目するというものです。
『成長促進』
人の可能性を信じて、その人が成長することに喜びを感じるというものです。
これらの資質を活かせる仕事を探していた時に、『塾』という仕事が浮かびました。
生徒を皆一緒くたにみることなく、一人ひとりの長所をしっかりと見極めて、個性を伸ばすことが強みとして活かせるのではないかと考えたからです。
全く縁のなかった仕事でしたが、とにかく経験してみようと思って塾で働くことを選びました。
余談ですが、塾の仕事に就いて数ヶ月した頃にもう一度テストを受けてみました。
結果『個別化』『成長促進』は11位と13位に下がってました。
(12~13位までの資質が強みと考えられているため、ギリ私の強みです。)
かつてはTOP5だったのにそこまでランクダウンするのかと、少しだけ寂しさを感じたことを覚えています。。。
実際に塾で働いてみて、私は人と(お客様自身に対して)関わることはやっぱり好きなんだなと感じました。
加えて、資質を強みとして活かせていたと思います。
例えば『個別化』の資質からか、塾生とのコミュニケーションで「高校生の考えなんかこうに決まってる」と偏見交じりに話をすることはありません。
(当然のことかもしれませんが。。。)
目の前にいる一人の人とフラットに対話することを意識していたので、生徒もオープンに話をしてくれていたと思います。
生徒が徐々に心を開いてくれる様子や笑顔を覗かせる瞬間が、とても大好きでした。
そして、フラットにその人自身をみることで信頼関係を築いていくことが、私の強みの一つなのかなと感じています。
塾の仕事は私にとって、『好きなこと』と『得意なこと』が両立した仕事で適職のようにも思えましたが、実際はそうではありませんでした。
適職と呼べるものに出会うためには、他にも要素があることに徐々に気づいていきました。
3.仕事を通して感じたこと
仕事って、仕事を通して人と関わることで自己理解を深められる機会ですよね。
自分の得意なことや苦手なこと、自分の中にある無意識の思考が行動によってクリアに見えてくる感覚があります。
高校生の時は『仕事=我慢・苦痛』ってイメージで、「働きたくない」としか思ってませんでした。
でも今は、相手の役に立てる上に自分をクリアに知れる機会だと考えています。
ポジティブなイメージに変わりました。
その仕事を通じて3つのことを感じました。
内向型と職場環境
塾で働いてみて次の2つに過敏に反応していることを強く感じました。
- 周囲の音や視線
- 急な来客やお問い合わせ
1章でもお伝えしましたが、私はデスクのすぐ近くで、15名ほどの個別指導がしきりもなしに行われてる環境で働いていました。
指導中の会話ががっつりと耳に入ってくるため、なかなか集中できませんでした。
周囲の音が油汚れみたいにまとわりついてくる感覚がありました。
油汚れってギトギトしてますよね。。。
ギトギトに疲労して、休日は家で一人ぐったりと過ごすことが多かったです。
また、塾なので電話でのお問い合わせや、アポなしで話を聞きに来る高校生や保護者がけっこう多いです。
このような予定外の事態が起こった時に、私はすごく動揺します。
(表面には出づらいようです。。。)
動揺するといつも以上に口下手になります。
その結果、コミュニケーションがスムーズにいかずストレスを感じてしまいます。
予定外の事態は私にストレスをもたらすため、急な来客対応が多い職場は合っていないなと感じました。
そして、私はなにより電話対応がすごく嫌いです。
理由を下の記事に詳しくまとめているので、チェックしてみて下さい。
簡単にいうと、私は口下手かつ音に敏感なので電話対応が嫌いです。
これらの感覚から『塾』という職場が、私にとってはストレスフルな環境だと感じるようになりました。
内向型の人は『仕事の合う/合わない』に、職場の環境が大きく影響すると思います。
内向型は4,5人に1人と少数派です。
大多数に合わせてしまいやすいです。
自分の感覚に気づかないふりをして、周りの感覚にすり合わせてしまうことに注意が必要です。
大多数の人からすると些細に見えることが、実は仕事選びの重要なポイントかもしれないのです。
私もよく言われるのですが、人から『考えすぎ』となだめられることが多いんじゃないかと思います。
ですがその『考えすぎ』の感覚が大切だと感じています。
同じ内向型としてどうか自分の感覚に正直であってほしいと思います。
『仕事に対する価値観』が大切
あなたはどんな人と働きたいですか?
社員(アルバイトを雇う立場)を経験して、私は働く人の『仕事に対する価値観』が大切だと感じました。
塾は社員よりもアルバイトの大学生講師が圧倒的に多い環境です。
その環境で働いてみて、大学生は『仕事=時間あげる代わりにお金をもらうこと』と考える人が多いと感じました。
この考え方に私は違和感を感じます。
大学生は経済的に余裕がなく、お金に敏感になるのもわかります。
アルバイトは時給(勤務時間)で給与が決まるため、仕事を時間とお金で結びつけてしまいやすいこともわかります。
ですが『仕事=時間あげる代わりにお金をもらうこと』だと、
- 言われたこと、必要最小限のことしかしない
- やることもないのに時間稼ぎをする
といった利己的な感情でしか動けない人間になってしまいます。
社員側(講師を雇う立場)から見ると、人がどういう意識で仕事をしているかがよくわかります。
- 指示されたことしかやらない
- 自分がタスクが終われば他のことは関係なし
という人は自分(お金をもらう)ことしか頭にないんだなと思ってしまいます。
そしてそんな人には仕事を頼むの止めよう、と思うようになります。
周りのことも考えて仕事に取り組んでくれる人のほうが、こちらとしても気持ちよく仕事ができるので。
つまり、利己的に仕事をしていると周りの人から評価が下がります。
信頼してもらえなくなることもあります。
その結果他の人に仕事がいくようになり、仕事がないという状況に陥りかねません。
無意識もあるかもしれませんが、自分でまいた種(利己的に仕事をすること)が結果として自分に不利益をもたらすのです。
私は『仕事=相手へ価値を提供すること』だと考えています。
相手が知らなかった情報を教えることも一つの価値ですし、相手のネガティブな感情を軽くしてあげることも一つの価値です。
些細なことでも、相手にとっての価値を提供することが仕事だと思っています。
そして、提供した価値の対価として頂くのが『お金』です。
根っこにあるのは『相手のために私は何を提供できるか』という利他的な思いやりの気持ちです。
利己的と利他的では向いているベクトルが正反対です。
イメージ的には、
『利他的』:内⇒外(自分⇒相手)
『利己的』:外⇒内(相手⇒自分)
なので利他的と利己的が一緒に仕事をすると、利他的な人の思いやりや気遣いが利己的に一方的に吸い取られてしまいます。
利己的な人は、周りの人の思いやりを搾取してしまうのです。
そのような人に信頼や評価(結果としてお金)は集まりません。
塾で働いてみて、利己的な人と仕事をしても気持ちよく仕事ができないなと感じました。
この経験から、一緒に働く人の『仕事に対する価値観』が大切だと感じました。
『とりあえず大学進学』に疑問
大学進学を目指して受験勉強を頑張る塾生と接するうちに、私はモヤモヤとした気持ちが抱くようになっていきました。
それは、
- 周りの友達が行くから
- 親に言われたから
- 就職しやすくなるから
という理由で『とりあえず、大学に進学しよう』と考える生徒が多かったからです。
『~が学びたいから』『~のスキルを磨きたいから』とやりたいことを軸に据えて大学進学を考える生徒は、ごく一部でした。
将来の夢や目標から逆算して、ゴールに向かう一つの手段に大学があると思います。
「将来はこういう仕事がしたい、そのために大学で~を学びたい」という思考が本来あるべきだと思います。
しかし、そうした考えを持っている生徒は少数であることを知りました。
ただ、やりたいことから逆算すると言われても、そもそもやりたいことが何かわからない生徒のほうが多いと思います。
ここで少し私自身のことをお話させてください。
私も『やりたいことないし就職したくない』とネガティブな理由で、高専から大学編入を選択しました。
そしてそのまま『周りの人が行くから』という理由で、大学院へ進学して就職活動も経験しました。
就職活動を終えてそこで初めて、高専から学んできたことが本当にやりたいことではなかったことに気づきました。
残り6ヶ月で修了でしたが「やりたくないことに時間を使うことはもったいない」と感じて、大学院を中退しました。
この経験から、
- やりたくないことは続かない
- 周りに流されず、自分がやりたいことと常に向き合っていかないといけない
ことを学びました。
この経験から『とりあえず、大学進学』を考える高校生を見ると、「興味のない受験勉強に時間を使うよりも、やりたいことを探すことに時間を使ったほうがいいのではないか」と感じるようになりました。
「受験勉強楽しい?」と聞いても「楽しくはない。でもやらないといけない。」と答える生徒が多いです。
「好きなことって何?」と聞くと、勉強とは関係のない多種多様な趣味を楽しげに語ってくれる生徒も多いです。
塾生と会話する度に「楽しくない受験勉強なんか止めて、その楽しいことをもっと突き詰めてみたらいいと思うのにな」と感じるようになりました。
今後は『熱狂』や『偏愛』といった『やりたいこと・好きなことに夢中・没頭できること』が人間の武器になると思います。
嫌いなこと・やりたくないことは、ロボットやAIが人間よりも質高くこなしてくれます。
そうなった時に、人間の武器は『熱狂』や『偏愛』だと思います。
仕事に対する価値観もどんどん変わっていきます。
『ストレスの対価にお金をもらうこと』という印象をもつ方が多いかもしれませんが、これからは『好きなことで価値を提供してお金を受け取ること』に変わります。
そのような価値観にシフトしていく中で「自分のやりたいことって何?」とわからない状態であれば、時代に取り残されてしまいます。
そうならないように興味のない受験勉強よりも、好きなこと探しに時間を使うほうが効果的なのではないかと感じるようになりました。
徐々に「何のために塾で働いているのか」わからなくなっていきました。
4.退職を決断した理由
退職を決断したのはお盆の時期でした。
お盆にどこにも出かけず、家でひたすら仕事について考えていました。
そして3つの理由から退職を決意しました。
職場環境が合わない
塾という職場環境は、
- 周囲の音や視線を遮るものがない
- 急な来客・電話対応が多い
と私にとっては、集中力を阻害する要因が多い環境でした。
以前にインターンシップをしていたITベンチャーは、設立したばかりとあって数名がマンションの一室で各々PCに向かって仕事をするような環境でした。
静かで落ち着いた環境で、集中しやすいなと感じていました。
その経験との比較になりますが、塾が静かで落ち着いた環境だったら集中して仕事できて成果も出せると思います。
また、塾はコミュニケーションの機会が非常に多いため、疲弊して休日はぐったりとして終わることが多かったです。
そうした経験を繰り返す中で、自分にあった職場ではないと感じました。
価値観が合わない
こちらも3章で触れた内容になります。
私は『仕事=相手へ価値を提供すること』だと考えています。
まずは相手を思って尽くすことです。
そして相手に喜んでもらえた分だけ、対価としてお金を頂くと思っています。
真っ先に『仕事=お金』という考え方とは異なります。
そういう考えの人と一緒に仕事をすると協調性や主体性がないため、こちらのモチベーションまで搾取されてしまいます。
塾で働く人の多くは大学生で『仕事=時間をあげる代わりにお金をもらうこと』と考えている人が多く、仕事に対する価値観が合いませんでした。
私は「自らの考えを軸に持ち、思いやりの心を忘れずに、最大限の成果をお客様に提供したい」という想いを持った人が集まる環境で働きたいです。
熱狂できない
3章で詳しく書きましたが、
『何のために勉強しているのか』が曖昧な生徒に「勉強がんばりなさい」と鼓舞する仕事に、私自身が目的を見いだせなくなりました。
もし受験勉強がやりたくないことなら、勉強よりも自分のやりたいこと(『熱狂』や『偏愛』できるもの)探しに時間を使うことが大切だと考えるようになりました。
自分の中にある考えとやっている仕事が矛盾しているように感じました。
そのうち、仕事に『熱狂』できなくなっている自分がいました。
お盆休みに家でこもって考える中で「自分の仕事はこれではない」と気づきました。
この3つの理由から私は退職を決断しました。
5.仕事で得たもの
改めて高校生の頃は仕事が大嫌いでした。
きっと社会の歯車というイメージがあってネガティブになっていたんだと思います。
でも今では仕事が大好きです。
人の役に立てる上に、自己理解を深めることが出来るからです。
仕事で得られたものを2つお話します。
自己理解
仕事選びの基準が大きく変わりました。
以前は『好きなこと×得意なこと(強み)』で探していました。
この9ヶ月で私自身の内向型気質が強いことを実感しました。
内向型の気質が強いため、ワークスタイルに大きく影響を受けます。
ワークスタイルは、
- 職場環境が合うか
- 誰(どんな価値観)と働くか
を表しています。
静かで落ち着いた環境のほうが集中力が高めやすく、より成果を出せることを私は身をもって経験しました。
コミュニケーションの頻度も重要なポイントです。
基本的に人と話すことは大好きなんですがコミュニケーションの機会が多いと、エネルギーを消耗してぐったりとしてしまいます。
なので職場の人数規模や、お客様とのコミュニケーション頻度も仕事選びの重要なポイントだと気づきました。
また、仕事の価値観が合わない人と働いても面白みがないことを感じました。
利他的で思いやりがあり、向上心を持ち合わせた人が集まる環境が私には合っていると考えています。
これらの気づきから仕事選びの基準として、ワークスタイルがかなり重要であることを学びました。
『ワークスタイル×好きなこと×得意なこと(強み)』 に変わりました。
その他にも私の強みや弱みを発見することができました。
強み
- 責任感が強いため、実行力がある
- アイディアを現実的なシステムに落とし込むのが得意
- 話しかけやすい雰囲気がある
- 苦手なことよりも得意なことを伸ばそうと考える
弱み
- 予定外の事態に動揺しやすい
- 口下手すぎる
- 突発的なコミュニケーションが苦手
- 調和を重んじて議論を曖昧にしてしまうことがある
特に強みに関しては、塾で仕事をするという経験がないと気づけないようなものばかりでした。
主体的な行動からしか学びは得られないことを改めて実感しました。
良いフォロワー像
『理想の部下とは』
この9ヶ月はどういうアルバイトスタッフ(フォロワー)を信頼・評価するのか考える機会になりました。
社員(人を雇う)という立場だからこそ経験できたことだと感じています。
そこから良いフォロワー像(仕事を共にして心地よさを感じる人)を考えてみました。
一言でいうと『誠実で話しかけやすい人』だと思います。
心地よく仕事ができる人の共通点は、
- 気持ちのいい挨拶ができる
- レスポンスが早い(ある)
- こだわりがある
だと感じました。
まずは、気持ちのいい挨拶。
気持ちのいい挨拶をされると清々しい気持ちになりませんか?
気持ちのいい挨拶とは、相手の目を見て言葉をしっかりと伝えることです。
相手に敬意を示すことだと思っています。
気持ちのいい挨拶はそこから自然な会話につながりやすく、リラックスして仕事に向き合うことができます。
これも一つの思いやりだと思います。
次にレスポンスが早い(ある)。
例えば、全体ラインにメッセージしたとします。
私は相手にしっかり伝わるか慎重に考えるので緊張します。
そして送ったメッセージに誰からも返信が来ないと不安な気持ちになります。
そんな時に真っ先にコメントしてくれる人がいると安心感があります。
人によっては既読スルーもあるので、ちゃんとコメントをくれる人は誠実な印象を受けます。
レスポンスが早い(ある)ことは大切だと感じました。
最後に、余白があること。
その人なりのこだわり(人間味)をいじりやすくさらけ出すともいえます。
例えば、好きなブランドの服があるとか、好きなアイドルがいるとかですね。
その人が持つこだわりや好みは、人間的な会話で心地よさを感じさせます。
ただ仕事だけの付き合いの人よりも話しかけやすい存在になります。
ここで一つ考えてみてください。
能力が同じで業務連絡しかしない部下と、趣味や価値観など深い会話ができる部下がいたとします。
あなたはどちらの部下に仕事をお願いしたいと思うでしょうか。
私は後者の部下にお願いしたいと感じます。
趣味や価値観など、その人の心から生まれる言葉で会話をすることは楽しいです。
そして楽しさを感じる人との仕事は心地よいからです。
なので、余白があることも大切だと実感しました。
もちろん、
- コミュニケーションが取れる
- お願いしたことは実行してくれる
が前提になります。その上で、
- 気持ちのいい挨拶ができる
- レスポンスがある
- こだわりがある
の3つを持ち合わせた人と仕事をすると、心地よいなぁと感じました。
6.最後に
仕事を辞めて早2週間が経ちました。
現在『人生模索中』です。
京都のお寺に禅修行に行ったり、友達に会いに東京に行ったりしていました。
自由な時間の中でこれまでの体験を見つめ直しています。
仕事に限らずですが、人との出会いが人を成長させることを改めて実感しています。
内向型を言い訳にして世界を閉ざしてしまうのはもったいないですね。
(オープンにしすぎるとすぐにへたってしまいますが。。。)
内省と社交のバランスを大切にして新しい世界をみてみたい、と感じています。
ここまで長々と私の体験を綴ってきました。
飽きずにここまで読んでくださった方、私の体験にお付き合い頂きありがとうございます。
1つのサンプルとして、同じ悩みを抱える人の参考になればいいなと思っています。
感想や質問を頂けるとすごく嬉しいです。
最後までご覧頂き本当にありがとうございました^^!